5月14日、名古屋市内の住宅で女性(76)が死亡し、重度の障害がある40代の息子が衰弱した状態で見つかりました。

名古屋市には発見される6日前に、女性と連絡が取れないという情報が入っていたということです。

死亡していたのは名古屋市名東区に住む女性(76)です。

名古屋市によりますと、5月8日に女性の息子が通う障害者施設から「母親と連絡が取れない」と市へ連絡がありました。

このため、市の職員が女性に電話をしたり、複数回にわたって女性の自宅を訪ねたりしましたが、接触することはできませんでした。

しかし、自宅に郵便物がたまっていなかったことなどから「緊急性は低い」と判断し、家の中までは確認しなかったということです。

ところが、最初に連絡があった日から6日後の14日に自宅を訪れたところ、異臭がしたため消防などに通報して2人を発見したものです。

女性の息子は衰弱しているものの、命に別状はないということです。

名古屋市は「少しでも早く確認ができていれば良かった。今回の対応が適切であったとはいえない」とコメントしています。

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