北海道奈井江町で、地元の猟友会が、町に対しクマが出没した際の駆除の協力について「報酬が不十分」などとして辞退していたことが分かりました。

 北海道猟友会砂川支部によりますと、奈井江部会はクマが出没した際の駆除などの要請を、4月に奈井江町から受けましたが、町長宛てに書面で辞退を伝えたということです。
 砂川支部は理由について、「5人のハンターは他の仕事もしている中、クマの駆除に加えて解体や処分も含まれており、町からの報酬が不十分」などとしています。
 クマの駆除対策の報酬は、奈井江町では最大1万300円の設定ですが、駆除した場合はクマの解体や焼却などの作業も含まれています。
 奈井江町は引き続き、猟友会の奈井江部会と協議する方針です。

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