広島市の安佐動物公園でキリンとシマウマの新しい獣舎が完成しました。動物たちが引っ越してくる前に期間限定で行われているガイドツアーを取材ました。

石原泰鵬カメラマン
「キリンさんとシマウマさんが引っ越しする新しいおうちをのぞいてみました。」

今、安佐動物公園では3月に完成したばかりの新しいキリン舎とシマウマ舎のガイドツアーが実施されています。

安佐動物公園 野田亜矢子さん
「動物が入ったらもう二度と皆さんがここへ入ることはありません。みなさんは踏みしめて今日ご参加いただきたいと思います。」

最初に向かったのは、グラントシマウマの獣舎です。中に入ってみると。

来園者
「なんか涼しい。ほら涼しい。」

シマウマは夜もグループで過ごしていた方が仲が良くなることに飼育員が気づき、大部屋が3つという構造になりました。ケガをしたときなどに隔離する1頭用の小部屋も4つ用意されています。また安全対策としてシマウマの転倒防止のために足元のコンクリートをざらざらとした仕上げにしています。

続いて向かったのはアミメキリンの獣舎です。

野田さん
「この扉みてください。すごい背が高いでしょ。5,5メートルあります」

こどもたちが見上げるこの獣舎は高さ8.5メートル。首が長いキリンは高い場所でもなめたりかんだりするため、届かない場所に窓や照明を設置しました。キリン目線だとこんな感じかもしれません。また、キリンの足の手入れができる扉を設置しました。

来園した子ども
「楽しかった。キリンの部屋が背が高かったところ。」
「楽しかった。ドアも長かった。」

今、安佐動物公園は2015年から30年かけて園をリニューアルする計画が進んでいます。その一環として今回、キリン舎とシマウマ舎も新しくなりました。このツアーは毎週土日に行われています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。