今年は天候不順の日が多く、3月の寒さの影響で葉物野菜が値上がりし、食品スーパーはお買い得な野菜を集めたコーナーを設けるなど、食卓を彩る工夫を凝らしています。

買い物客は:
「年金暮らしには厳しいが、野菜は必要なものだから工夫して食べたい」

いちやまマート玉穂店青果部 宮坂純史課長:
「申し訳ないが、売り場を見て『高いな』という反応が見て取れる。買ってもらえる点数も前より少し落ちているものもある」

山梨県中央市若宮のいちやまマート玉穂店です。
買い物客や青果部門の責任者が頭を悩ませているのが、葉物野菜の高値です。

宮坂課長:
「レタス、キャベツ、ブロッコリーが高い」

これらの野菜の価格は2週間ほど前から上がり始め、1年前の約1.5倍、価格で100円ほど高くなってます。

原因は3月寒い日が続き生産量が下がったためです。

葉物野菜の値上がりを受け、店舗側は食卓の彩りを守ろうと工夫を凝らしています。

こちらがお買い得の野菜コーナー。こちらではニラや小ネギのほか、今が旬の新ジャガイモや、室内で栽培するキノコ類と、豆苗が通常価格より30円から50円安い100円前後で販売されています。

このほかレタスやキャベツはカット野菜のコーナーを充実させて、客が買い物しやすい売り場づくりに力を入れています。

いちやまマート玉穂店青果部 宮坂純史課長:
「栽培が屋内の野菜や土物は天気の影響を受けていないので、比較的値段は安定している」

葉物野菜の価格について、店舗はしばらく高値の傾向が続くものの、このところの暖かさで今後落ち着いていく見通しだとしています。

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