能登半島地震で津波による被害を受けた上越市の直江津地域で避難方法について検討するワークショップが開かれました。

上越市で21日に開かれたワークショップには直江津地域の5つの町内会の住民が参加しました。

元日の地震では津波によって上越市の港町で住宅1棟が床上浸水、14棟が床下浸水するなどの被害が出ました。

市は地震を受けて津波避難について引き続き徒歩を基本としながら、要配慮者の車での避難を検討していると説明。そのうえで、地域別に策定されている避難行動計画を見直すかどうか住民と市の職員が議論しました。

【上越市港町亡妻対策委員会 泉秀夫 委員長】「この中に来る車って全部廃車にするつもりじゃないとだめ。3メートルの浸水がある。財産を失うよっていう覚悟が第一にないとだめ」

上越市は避難行動計画について見直す必要があれば8月までに計画を修正し10月に総合防災訓練をして避難のあり方を検証したいとしています。

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