大雨のシーズンを前に大分大学で災害ボランティアの講習会が行われ、学生が土のう作りを学びました。

この講習会は災害復旧に携わる学生ボランティアの育成などを目的に大分大学が毎年開催しています。

22日は大分市の旦野原キャンパスで学生およそ30人が参加。講師として招かるはずのスーパーボランティア・尾畠春夫さんの姿はありませんでした。

学生たちを前に教授は「連絡の行き違いがあり、23日の実施と勘違いしたため尾畠さんは欠席です」と説明。学生たちから思わず笑いがもれ、少々残念な様子でした。

このあと予定通り学生が2人一組になって土のう作りを体験。運びやすい砂の詰め方や袋を縛る方法などを学びました。また水の侵入を防ぐ頑丈な積み方について指導を受けました。

大分大学では講習を受けた学生を災害ボランティアとして派遣しています。昨年度は26人が日田市の被災現場で活動したということです。

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