大分県豊後大野市を舞台にした短編映画がクランクインし、俳優の剛力彩芽さんが出演するロケがスタートしました。

豊後大野市で始まった短編映画の撮影。主演の俳優、佐野弘樹さんと剛力彩芽さんの演技を静かに見つめるのは、NHK連続テレビ小説「ブギウギ」の脚本を手がけた足立紳監督です。

この作品は、別府市を舞台にリレー方式で短編映画を制作するプロジェクトの第7作。映画監督の青年が挫折し、傷ついた心を癒やすため、豊後大野市を旅するストーリーです。

剛力さんは21日午後1時、稲積水中鍾乳洞のロケに臨みました。劇中では3役を演じますが、その役柄は明かされていません。

そしてこのシーンには、剛力さんの友人役として、OBSの平山沙絵アナウンサーと河野真歩アナウンサー、地元出身のフリーアナ森迫麻衣さんが出演しました。

河野アナ:
「どんな感じで撮影に挑んだらいいですか?」

足立監督:
「気持ちとしては剛力さんを食ってやるという気持ちで!」

セリフは全てアドリブ。カットがかかるまで演じ切ることができました。

――どうでした3人の演技は?

剛力さん:
「もう中学からの同級生なので」

3人:
「光栄です!ありがとうございます」

剛力さん:
「初対面とは思えないくらい普通にお話させていただいてめちゃめちゃ楽しかったです。すごく長い鍾乳洞だと聞いて、中が実は潜れると聞いたのでそれもやりたい。こんな数時間じゃ物足りないのでゆっくり今度遊びに来たいと思います」

順調に撮影を終えた後の記者会見では足立監督ら製作陣が作品への思いを語りました。

足立紳監督

足立監督:
「土地の美しいところは当然撮っていくんですが、観光映画として面白いなというものになると楽しいなと思っています」

撮影は27日まで行われます。作品は来年春に豊後大野市内や別府ブルーバード劇場などで上映されます。

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