2022年に熊本市の県立熊本工業高校の生徒が自ら命を絶った問題で、第三者委員会が、報告書の作成に着手したことを明らかにしました。

2022年10月、熊本工業高校の1年生が自殺した問題を受けて、熊本県が設けた外部有識者による審議会が原因などを調べています。

20回目となる21日の審議は非公開で行われました。

終了後に取材に応じた八ツ塚一郎(やつづか いちろう)委員長は、審議は最終段階に入っていて、既に報告書の作成に着手していると明らかにしました。

熊本県いじめ防止対策審議会 八ツ塚一郎 委員長「最終的な提言を含めてどういった形で取りまとめるのが良いか、慎重な検討が必要なため、どうしても時間がかかっている」

報告書の完成時期は明言しませんでしたが、「丁寧にかつ時間がかからないよう着実に進めていきたい」と話しました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。