去年4月、全日空の国際線の機内で客室乗務員の女性に抱きついたうえ、わいせつな行為をしようとしたとして、55歳の会社員の男が逮捕されました。

強制わいせつ未遂の疑いで逮捕されたのは、和歌山県上富田町の会社員・多田直樹容疑者(55)です。

警視庁によりますと、多田容疑者は去年4月、全日空のタイ発・羽田空港行きの機内で30代の女性客室乗務員に複数回抱きついたうえ、わいせつな行為をしようとした疑いがもたれています。

事件の前、多田容疑者は別の客とのトラブルで席を移動させられていて、トラブルを起こした客のもとに行こうしたところを女性に制止され、犯行に及んだということです。

多田容疑者はこの飛行機の中で、別の複数の客室乗務員に対しても、迷惑行為を繰り返していました。

取り調べに対し多田容疑者は「怒られたことは覚えているが、酒に酔っていてほかのことは覚えていない」と容疑を否認しています。

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