熊本県知事に就任してから1か月が経った木村敬(きむら たかし)知事が先週末(18日)、知事公舎に引っ越しました。知事はどんなところに住んでいるのでしょうか。カメラとともに入りました。

知事公舎には、知事が暮らす2階建ての私邸と、来客の対応などに使う平屋の公邸があります。

知事公邸

私邸は7DKで、延べ床面積は約220平方メートルです。引っ越し中の私邸にお邪魔しました。

1969年3月に完成した知事公邸は、今年で築55年。古さも目立ちます。

木村知事「歴代知事がここにいたので、なるべく今あるものを有効活用して。(建物は)かなり古いんですよ。キッチンは少しきれいになりましたけど、(戸棚の)壁紙はボロボロなんですよ」

知事になった後、大好きなお酒を解禁した木村知事。ただ、飲む量は抑えています。

木村知事「(知事になると)乱れた姿を人に見せられない。(知事の乱れた姿は)県民の不安というか、県民の期待に反することは理解していますんで」

公邸にも案内してもらいました。

今の資源を有効に

木村知事「公邸に来ることで皆さん『おっ』と思う。『歓迎された』と思う人も多いと聞いたので、とにかく今の資源を有効に使っていきたい」

また…

当選後、自宅が手狭で「預けた」というコチョウランです。残り8個の鉢も早めに回収するとしています。

木村知事「ようやく2つ戻したのがここにあります」

就任から1か月。ようやく知事公舎に入居です。

木村知事「知事の家に入ったことで、これからもっともっと県民のために頑張らなきゃなという思いを新たにしました」

知事公舎に家賃は必要なの?

知事公舎は長崎や兵庫など廃止した県もありますが、木村知事は「県庁が近く、隣に副知事公舎もあるので、緊急時にすぐ対応できる」と利点を話しています。

また、15年前には耐震工事もしています。

ーー家賃は必要なのですか?

家賃は月々1万9830円で、これは県の規則で決まっています。

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