長野県内で初めて、下水道から発生する汚泥が肥料に登録されました。

汚泥を肥料にする取り組みは、2023年3月に国土交通省と農林水産省が方針を示し、検討が進められていたもので、世界情勢による肥料価格の高騰を受けて農業用の活用が期待されています。

5月10日に登録されたのは、安曇野市の安曇野終末処理場=アクアアピア安曇野から発生する汚泥を濃縮、消化、脱水したもので、「アクアピア1号」と名付けられました。


今後は一般への利用に向けて地元の南安曇農業高校と成分の調査や作物の生育試験などを行って安全性や有効性を確認し、県の機関での利用や、一般利用に向けた検討を進めることにしています。

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