一般の人が自家用車を使って有料で客を運ぶ「ライドシェア」を推進する自民党の小泉進次郎元環境大臣ら超党派の国会議員が、年内に法整備の方向性を示すよう政府に求める提言の素案を取りまとめました。

小泉進次郎 元環境大臣
「ご意見を踏まえて、最終的に我々として最終セットをして政府の方に我々がまとめたものとして申し入れをしていきたい」

国内では、先月から運行するエリアや時間帯に制限のある「日本版ライドシェア」が解禁されています。

21日の会議で小泉氏らがまとめた提言案には、▼「日本版ライドシェア」の全国での導入を早急に進めることや、▼雨などの天候や万博など国家規模のイベントによる需要の変化を分析して制度の見直しを行うこと、▼タクシーの運賃を改定し、ドライバーの処遇を改善することなどが盛り込まれました。

実現のために必要な法改正や新法の制定については「年内に方向性を示す」としましたが、会議の参加者から「年内に結論を得るべき」との指摘が相次いだことを受け、小泉氏は修正を検討する考えを示しました。

早ければ月内にも提言を政府に手渡すということです。

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