北海道南部の北斗市で、住宅の庭に生後まもない赤ちゃんの遺体を埋めて遺棄した疑いで、25歳の女が逮捕された事件。
女の友人は、2023年の末に、ある「異変」を感じ取っていました。
東峰優華記者
「大内流星容疑者の身柄が函館中央警察署から検察に送られます」
自称・青森県弘前市の接客業、大内流星(るな)容疑者は、5月上旬ごろ、親族が住む北斗市の住宅の庭に、生後間もない女の子の遺体を埋めて遺棄した疑いで、21日送検されました。
東峰優華記者
「親族は、こちらの庭で赤ちゃんの遺体を発見しました」
捜査関係者によりますと、遺体は布にくるまれビニール袋に入れられた状態でした。
大内容疑者は、「私が埋めたことに間違いない」などと容疑を認めているということです。
大内容疑者とアルバイト先が同じだった友人によりますと、大内容疑者は北斗市内の高校に進学するも中退。
10代のころ、中絶をした経験もあったといいます。
また、2023年秋ごろに「結婚する予定がある」と話していましたが、その年の暮れごろには連絡が取れなくなったということです。
一方、今回見つかった遺体はへその緒がついたままで胎盤のようなものとつながっていました。
こうしたことから赤ちゃんは医療機関ではない場所で産まれたあと、まもなく死亡したとみられています。
遺体は一部腐敗していて、状況から赤ちゃんが死亡したのは、ことし2月以降の可能性もあるということで、警察が死亡した経緯などを調べています。
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