環境省の幹部が21日、新潟市を訪れ、新潟水俣病の被害者団体などと面会しました。会の冒頭は謝罪からでした。

新潟を訪れたのは環境省の前田光哉 審議官です。

新潟水俣病の被害者団体のメンバーら10人と面会しました。

会の冒頭、前田審議官は…
【環境省 前田光哉 審議官】「今回の不適切な運営につきまして水俣病に関わる全ての皆さまに対してお詫びをを申し上げたいと思います。申し訳ございませんでした」

熊本県の水俣病被害者団体との懇談会で、環境省の職員がマイクの音を切った問題を受け謝罪しました。

被害者団体からは水俣病被害者の救済を求める大臣あての要望書が手渡されました。
【新潟水俣病の被害者団体】「大臣として先日の水俣病解決の意気込みを見せられた道にはずれないようにして、被害者の救済と公害の原点である水俣病問題を一刻も早く解決するよう指導され、尽力されるように強く要請いたします」

前田審議官は新潟水俣病の被害者団体と伊藤 環境大臣との懇談の日程を調整したいとしています。


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