日本民営鉄道協会などが作製した啓発ポスター=2013年
日本民営鉄道協会は21日、大手私鉄16社の駅員や乗務員が2023年度に受けた暴力行為は144件だったと発表した。新型コロナウイルス禍となった20年度から3年連続で増加しており、協会は飲酒の機会が増えた影響とみている。 協会によると、88件(61%)が飲酒しており、発生時間帯別では午後10時から終電までが54件と最多。年齢別では20代以下が28件と最も多かった。 場所別ではホームが60件(42%)、改札が48件(33%)。被害に遭った経緯は「理由なく突然に」が34件(24%)、「酩酊者に近づいて」が31件(22%)、「迷惑行為を注意して」が28件(19%)だった。
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