クマの目撃情報が多く、県内で人身被害も発生している秋田県の佐竹敬久知事は21日、青森県、岩手県、宮城県、山形県の近隣4県の知事に、ツキノワグマの出没警報の発令と入山禁止措置について各県で周知するよう要請しました。
4月18日からツキノワグマ出没警報を発令している秋田県によりますと、入山禁止の措置が取られているのは、秋田県内の以下の地域です。
・小坂町樹海ライン(県道2号)沿い
・鹿角市十和田大平地区
・鹿角市十和田高原地区
・鹿角市八幡平地区
・仙北市玉川地区
秋田県鹿角市の山林では3日前、行方不明の男性を捜索していた警察官2人がこの男性の遺体の近くでクマに襲われ大けがをしていて、男性の遺体の運び出しが難航しています。この男性もクマに襲われた可能性があります。
各県の知事への要請では、入山が禁止されている地域に絶対に入らないことを県民に周知することに加えて、入山可能な地域でもクマに人の存在を知らせるために鈴やラジオなどの音を出すことの周知も求めています。
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