大分県国東市の特産品、オリーブの花が咲き始めていて、初夏の青空に小さな白い花が映えています。

国東市では平成の大合併を機にオリーブの産地化を始め、現在30軒の農家が栽培しています。このうち、国東町にある国東クリーブガーデンでは、国内最大級の38ヘクタールに、およそ4000本のオリーブの木が植えられていて、5月18日ごろから花が咲き始めました。

キンモクセイの花に似ていますが、色は白く香りはほとんどありません。今年は冬場に気温が低い日が多かったためか、花の付きが良いということで、8割程度まで開花が進んでいる木もあります。

(国東クリーブガーデン・柴田航汰さん)「今週末から来週にかけて満開を迎えます。できればたくさんの花が受粉して、実になってくれればいいなと思っています」

農園内の花の見ごろは2週間程度続きます。オリーブは夏場に実が成長し、9月から10月にかけて収穫されます。

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