石川県珠洲市のショッピングプラザ・シーサイドで、複数のテナントを運営するドリームが、能登半島地震の影響で事業を停止しました。

【写真】津波被害を受けたショッピングプラザ「シーサイド」

民間の信用調査会社帝国データバンク金沢支店によりますと、ドリームは珠洲市飯田町のショッピングプラザ・シーサイドで、1979年の開業に合わせ主にたばこや商品券などの販売を始めました。

開業当時は奥能登最大の複合型ショッピングセンターでの運営で、ピーク時に年間およそ1億円の売上高を計上しましたが、近年は入居テナントの撤退が相次ぎ、他の店舗の運営も担ってきました。

そうした中、能登半島地震でシーサイドは津波などの被害で全壊し、事業の再建を断念しました。負債総額は現時点でおよそ5000万円が見込まれ、今後、自己破産を申請する見通しです。

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