青森県東通村の尻屋埼灯台の周りでは、春に咲く可憐な花が見頃となっていて、訪れた人たちを楽しませています。

尻屋埼灯台の周辺の草原には、さまざまな花が群生していて、これから秋にかけ、観光に訪れた人たちなどの目を楽しませます。いまは、薄むらさきのアズマギクが見頃を迎えていて、シジミチョウの仲間であるベニシジミが蜜を吸っている様子が見られたほか、訪れた人が花を写真に収めるなどしていました。

訪れた人は
「芝生に咲くので、かなり目立って見ごたえがあります」

白川舞アナウンサー
「アズマギクのとなりには、シコタンキンポウゲがひっそりと花を咲かせています」

海岸近くの湿った草地などに生えるシコタンキンポウゲは、北海道全域に群生している花で、青森市森林博物館の辻村収館長によりますと、本州では東通村の尻屋崎のみで確認されている珍しい花だということです。

尻屋崎の草原に咲くアズマギクの見頃は、5月いっぱい、シコタンキンポウゲは、6月いっぱいまで見頃が続くと見られています。

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