2013年11月、ホーバークラフトが訓練中に護岸に衝突して破損した事故について、大分海上保安部は船舶の往来に危険を生じさせた疑いで、20日、当時操縦していた船長を書類送検しました。

業務上過失往来危険の疑いで書類送検されたのはホーバークラフト1番船Baienの男性船長(53)です。船長は去年11月ホーバークラフトの操縦訓練で、大分空港に隣接する発着場へ進入する際、船の後方部を護岸に衝突させてプロペラなどを破損させ船舶の往来に危険を生じさせた疑いがもたれています。

事故を受けて、大分海上保安部が現場の状況の確認や、本人への聞き取りなどを行った結果、船長の過失により自走できないほど船を破損させた容疑が固まったとして、20日書類送検しました。

県は「現在、事実関係を確認中」とコメントしています。

また、運航会社の大分第一ホーバードライブは「船体を破損させてこうした事態を招き、県民に大きな不安を与えて申し訳ない。事故後は安全対策を強化していて、今後も安全第一で進めていきたい」とコメントしています。

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