手つかずの自然が残る、岐阜県高山市の「五色ヶ原の森」で開山祭が行われました。

北アルプス・乗鞍岳の西に広がる「五色ヶ原の森」は、3000ヘクタールの広大な原生林と湿地が作り出した乗鞍最後の秘境と言われている場所です。

20日は関係者が集まり、今シーズンの安全祈願と開山祭が行われました。五色ヶ原の森で、自然の宝庫を体感できるガイドツアーが始まって今年で21年目。ガイド同伴が義務づけられ、一日の入山者数も制限して人と自然の共生を続けています。

去年は約3700人が参加し、ことしもすでに2700人の予約が入っているということです。

(「五色ヶ原の森」ガイド 上平尚さん)
「たくさんの山野草と出会うことができる。針葉樹と広葉樹の間に明と暗がはっきりして、木漏れ日を浴びながら散策できるところも魅力」

五色ヶ原の森をはじめ飛騨地方は、これから本格的な夏山シーズンを迎えます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。