千葉県市原市議会の前議長が女性市議に対し、セクハラ行為をしたとされる問題で、きょう午後に開かれた市議会で前議長の議員辞職を求める決議案が賛成多数で可決されました。

市原市議会の永野喜光前議長をめぐっては、女性市議が今年2月の祝賀会で握手の手を離されず、顔をなでられるなどのセクハラ被害を受けたと申し立て、議会の政治倫理審査会がセクハラと認定しました。

また、審査会は「議員辞職の勧告」が適当だとする意見を添えた報告書を議会に提出していました。

きょう午後に開かれた臨時議会では、永野前議長に対する議員辞職を求める決議案が永野前議長の所属する自民党を除いた5つの会派の連名で提出され、賛成多数で可決されました。

永野前議長はこれまでの取材に対し、セクハラ行為を否定したうえで、辞職の考えはないと述べていました。

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