沖縄のクロマグロは今が旬真っ盛りですが、水揚げ量が沖縄県に割り当てられた漁獲可能量に間もなく到達することから、沖縄県は17日、採捕停止命令を出しました。

19日早朝、糸満市のイマイユ市場では、沖縄近海産で捕られたクロマグロ8本が水揚げされました。

沖縄県内に割り当てられた今期上半期(4月~7月)のクロマグロ漁獲可能量は138.9トンで、17日までに水揚げ量が割当量の95%を超えたことから、沖縄県は、採捕停止命令を出しました。

沖縄では例年6月末までがクロマグロの水揚げシーズンですが、今期のクロマグロ漁は、採捕停止命令によってまもなく終了する見込みです。

【沖縄県漁連 亀谷幸夫代表専務理事】
「資源管理にしっかり取り組んでいるおかげで、実際にはクロマグロの資源量は増えている。漁業者はもっと捕りたいが、これが捕ってはいけないということで悔しい思いをしている。


沖縄県は、来年度のクロマグロ漁獲可能量の配分割り当てを増やすよう、国に働きかける事にしています。

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