名古屋市北区で無届けで、愛知県内全域で営業が禁止されている、面識のない男女が出会う、いわゆる“ハプニングバー”を営業したとして、風俗店経営の54才の男が逮捕されました。

逮捕されたのは、愛知県あま市の風俗店経営、原田隆弘容疑者54歳です。

警察によりますと、原田容疑者は名古屋市北区のビルで、ことし3月8日から翌日までと、4月26日に、面識のない異性との一時の性的好奇心を満たすための交際を希望する男性客に対し、女性客と面会させ、そして提供する、いわゆる“ハプニングバー”を、許可されていない場所で、無届けで営業した疑いが持たれています。この事件とは別の事件の関係者から情報が寄せられ、逮捕に至りました。

この店では、複数の男女が「トークルーム」と呼ばれる部屋に入り、話して気に入った相手を、女性の方からのみ、指名できるシステムだったということで、隣にはマットなどが置いてある「プレイルーム」があったということです。

カップルではなく単独の男性の入会金は5000円、入場料金は1万円で、単独の女性は参加無料でした。

原田容疑者は3年前の12月から店の営業を始めたと話しているということで、「間違いありません」と容疑を認めているということです。

この“ハプニングバー”の会員の数は900人に上り、内、男性が800人以上だということです。警察は余罪などを調べています。

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