JR日豊本線の大分県別府市内の踏切で、遮断機が下りていない状態で3本の列車が通過する事案が発生しました。JR九州は原因について「作業員のミス」としています。

JR九州大分支社によりますと18日午前6時前、大分県別府市のJR日豊本線亀川駅を発車した普通列車の運転士が、構内の踏切が遮断されていないことに気づきました。

現地調査の結果、警報機は鳴っていたものの遮断機が下りていない状態となっていて、始発から特急列車と貨物列車、それに普通列車のあわせて3本が通過していたことが分かりました。

現場は車両と歩行者が通行できる踏切で、JRでは原因について「始発前に作業のため踏切の一時停止処置を行った社員が、正常に戻す処置を失念していたため」としています。

乗客や付近の住人にけがはありませんでした。

JR九州では「大変申し訳ない 再発防止に向けて徹底した原因究明と対策を実施する」とコメントしています。

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