パレスチナ自治区ガザで避難民の医療支援に携わった大阪の看護師が現地での活動について語る報告会が開かれました。

 大阪赤十字病院の看護師・川瀬佐知子さんは、去年7月にパレスチナ自治区ガザに入り、現地の看護師に看護技術を伝える活動などをしていました。しかし去年10月、イスラエルによって活動先の病院が攻撃され、爆撃が続く中、3週間半にわたり、けがをした避難民の治療や感染症対応などに当たったということです。

 (大阪赤十字病院 看護師・川瀬佐知子さん)「看護師の知識・技術・経験があれば、どんな状況下でもできることがある。平常心を保てたのは、看護師として誰かのためにできることがあったから」

 報告会には看護師を目指す学生も参加し、真剣な表情で川瀬さんの話に耳を傾けていました。

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