前節、首位・清水相手に4対0と大敗を喫したユナイテッドFC。開幕から3分の1以上の15試合が終わり、3勝4分8敗の勝点13。連敗でJ3降格圏内の18位に順位を落としました。
連敗脱出、そして久しぶりの勝点3へ、今チームに必要なことは?

今週火曜日、真夏を思わせるような日差しのもと、グラウンドには、いつも以上に力強い声が響きました。

前節、首位・清水とのアウェー戦では、課題の立ち上がりに先制を許すとセットプレーから3失点。攻めてもシュートがわずか2本と、4対0の完敗でJ3降格圏内の18位に順位を落としました。

(藤本憲明選手)「完敗だった。あそこに追いつかないといけないという危機感を得られたくらい」

痛感した、首位との差。それでも…

オフ明けの練習、下を向く選手はいませんでした。

(記者)「苦しい状況が続くなか、今チームに必要なこととは?」

実戦形式の練習では、選手同士が積極的に声を掛け合う姿が。また、フィニッシュ練習にも時間を割き、ベテランの有田・五領らが軽快な動きを見せていました。

17日の相手・長崎はリーグ2位、苦しい状況の中、チームの真価が問われる一戦になりそうです。

(五領淳樹選手)「後ろを向いたり下向いている奴はいないし、前を向いてやっていくしかないという気持ちはある、気持ちの部分が見えた練習になった」

(大島康明監督)「(選手から)パッションを受け取った。技術・戦術的なものも含め、トータルして上げていくために”勝点”が必要だと思う。非常に重要な一戦になる」

次の対戦相手・長崎は現在2位、得点ランキング1・2位の強力外国籍選手が脅威となります。試合は17日、ホーム・白波スタジアムで午後3時キックオフです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。