SNSを使って有名人をかたりお金をだまし取る「SNS型投資詐欺」の被害が新潟県でもありました。
その額およそ1億3000万円で、新潟県内では過去最大の被害額となっています。

被害に遭ったのは新潟県内に住む50代の女性です。
女性は2023年11月に、フェイスブックで「投資の勉強会」という広告にアクセス。
実在する著名な実業家をかたる、LINEのアカウントに誘導されたということです。
実業家から「投資グループの先生の言うとおりにすれば必ず儲かる」と言われ、LINEのグループに入りました。

女性はグループでやり取りを重ねて投資を信じ込み、複数回に分けておよそ1億2600万円の現金を支払ったということです。
また女性はさらに電子マネーおよそ520万円分も騙し取られていて、女性が5月上旬に新潟県内のコンビニエンスストアで新たに電子マネーを購入しようとした際に、不審に思った店員から通報され被害が判明しました。

2023年から増え始めた「SNS型投資詐欺」事件。
被害金額合わせて1億3000万円は、県内では過去最も大きい被害となっています。

警察は、SNS上で知り合った人に投資の勧誘や送金を求められたら安易に応じず、家族や警察に相談してほしいと注意を呼びかけています。

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