長野県をはじめ、栃木県などの山間部で相次いだ強盗事件で、松本市の現場に残された犯人のものとみられる足跡が、一部の県外の現場のものと同じ種類であったことが、捜査関係者への取材でわかりました。

窃盗未遂の疑いなどで逮捕されたベトナム国籍のホアン・フー・ホア容疑者ら2人は、17日朝、身柄を検察へ送られました。

調べによりますと、ホアン容疑者は4月30日、栃木県で起きた強盗事件の被害者名義のキャッシュカードで、現金を引き出そうとした疑いです。

この事件に関し、松本市の強盗事件現場に残されていた犯人の足跡が、一部、県外の現場のものと同じ種類だったことが、捜査関係者への取材で新たにわかりました。

栃木をはじめ、5月6日に松本市、その後、群馬と福島でも相次いだ同様の手口の事件。

押収された白のコンパクトカーが、松本市内の防犯カメラに映っていたことも判明しました。

松本市から三才山(みさやま)峠などを経て、群馬県へ移動したとみられています。

その後、発見された車が、栃木県警が把握していた車と一致したということです。

警察は、2人が松本市の事件にも関わっているとみて調べています。

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