各地で強い風が吹いた16日、長野県下諏訪町では、高さ13メートルの御柱のモニュメントが倒れるアクシデントがありました。
森信穂記者リポート:
「下諏訪駅前です。入口の両側には御柱が建てられていたのですが、あちらの右手にあったものが、風で倒れてしまいました」
倒れたのは、JR下諏訪駅前にある2本の御柱のモニュメントのうち1本です。
16日、諏訪では午後4時前に、最大瞬間風速19.1メートルを観測。
下諏訪町によりますと、御柱は16日午後3時前、強風の影響で道路側に倒れ、電線に接触したということです。
建物への被害はなく、けが人はいませんでした。
下諏訪駅のシンボルになっている御柱は、1998年の長野オリンピックの開会式で使用されたもので、大会後に駅前に移設。
長さ13メートル、直径は80センチで、16日は補修工事のため、周囲に足場とネットが組まれていました。
倒れた御柱は、夕方のうちに撤去されましたが、下諏訪観光協会は安全面などから元に戻すのは難しいとしたうえで、今後新しいものを建て直すかは協議していくとしています。
16日は撤去作業に伴い、駅とその周辺が一時停電し、JRによりますとエレベーターや券売機が2時間ほど使えなくなりました。
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