仙台市に住む高齢の女性が「息子が浮気相手を妊娠させた」と嘘の電話で示談金の支払いを求められ、現金250万円を騙し取られました。警察が特殊詐欺事件として捜査しています。

泉署警察によりますと、5月9日、仙台市泉区の無職の80代女性の携帯電話に弁護士を装った男から「息子さんが浮気相手を妊娠させた」などと電話がありその後、電話を代わった息子を名乗る男から「弁護士が示談金を300万円まで下げてくれたのでATMで金を降ろしてほしい」と言われました。

翌5月10日、女性が外出先から帰宅すると自宅前の路上で面識のない若い男から携帯電話を手渡され電話に出たところ弁護士を装った男から「東京から来た使いの者なので彼に現金を渡してほしい」と言われたため、その話を信用した女性は男に現金250万円が入った封筒を手渡してしまったということです。

女性はその後、実の息子と電話をして詐欺の被害に気付きました。

女性は、騙された理由について「息子に声が似ていた」などと話しているということです。警察が特殊詐欺事件として男らの行方を追っています。

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