夏本番を前に、岐阜市で伝統の「水うちわ」作りが最盛期を迎えています。

「水うちわ」は水のように透きとおった、見た目から“涼”を感じられる、岐阜県の伝統工芸品で、明治時代に創業した岐阜市の住井冨次郎(すみい・とみじろう)商店では、「水うちわ」作りが最盛期を迎えています。

鵜飼などの絵柄が描かれた薄い和紙を細い竹の骨組みに貼り、ニスを塗って10日間ほど自然乾燥させます。

梅雨に入る前の湿度が低く、晴れた日にニスを塗ることで、透明な仕上がりになるということです。17日は外国人観光客が店を訪れ、早速水うちわを買い求めていました。

(外国人観光客)
「アメイジング!ベリーグッド(すばらしい。とても良いです)」

値段は1本3400円からで、ことしは去年より100本多い、600本を作る予定だということです。

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