日増しに夏の足音が聞こえてくるなか、初夏の訪れを告げる鳥取県倉吉市の特産「プリンスメロン」の査定会が開かれました。

安松裕一 記者
「初夏の味覚、倉吉のプリンスメロン。あたりには甘い香りが立ち込めています」

倉吉市で半世紀以上にわたり作られ、甘い香りと高い糖度が特徴の「プリンスメロン」。現在、市内の16戸の農家が生産していて、ふるさと納税の返礼品としても人気です。

16日は、今週日曜日の販売開始に向け査定会が開かれ、生産者など関係者が今年の出来栄えを確認しました。

今年は3月の気温が低く生育への影響が心配されましたが、4月は天候に恵まれ大きさは例年通り大玉に仕上がり、平均糖度も査定の結果16.9。こちらも例年通りの甘さとなりました。

これには試食した人も…

「甘い」
「おいしい」

倉吉メロン生産部 佐々木敬敏 部長
「60年近くなるふるさとの味をみなさんに届けたい、無くしたくないという思いで毎日会議して作っているので、これふるさとの味だなと感じて欲しいと思っています」

JA鳥取中央は、県内をはじめ関西方面などに7000ケースを出荷する計画で、今シーズン1820万円の売り上げを見込んでいます。

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