子会社に関する未公表情報を基に太陽光パネル製造会社「Abalance(エーバランス)」株をインサイダー取引したとして、金融商品取引法違反容疑で同社元執行役員の堀内信之容疑者(60)が逮捕された事件で、情報が公表された直後に同社株が急激に上昇していたことが16日、分かった。  関係者への取材で、堀内容疑者が以前勤務していた金融サービス会社の株式でもインサイダー取引をしたとして、金融庁から課徴金納付命令を受けていたことも判明した。  東京地検特捜部は、堀内容疑者が株価上昇を見越して買い付けを進め、公表後に売却して利益を得た可能性があるとみて捜査している。


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