5月に入り、熊本県天草市の市道を通った車のタイヤが、相次いでパンクしています。原因は道路にあったくぎです。
パンクした車が通ったのは、天草市有明町を通る国道324号周辺の複数の市道です。
記者「住宅が並ぶこの市道に、長さおよそ4センチの『くぎのようなもの』が撒かれていたということです」
警察によりますと、5月上旬からきょう(16日)までに「くぎが刺さりタイヤがパンクした」という届けが警察に9件寄せられています。
道路にあったくぎは、警察が回収したものだけでも100本ほどにのぼります。
被害にあった男性は5月11日に、前輪と後輪に一本ずつくぎが刺さってることに気付きました。
警察に届け出た男性「工事車両が(くぎを)落としたと思ったけど、前輪にも刺さっていたからおかしいと思った。腹が立ちます」
また、くぎは尖っている部分が上を向くような形になっているものもあったということです。
警察は、道路交通法違反の疑いがあるとして捜査を進めています。
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