16日午前、大学の敷地に無断で侵入したとして、44歳の男が逮捕されました。

 建造物侵入の疑いで逮捕されたのは、札幌市東区伏古11条5丁目に住む44歳の自称契約社員の男です。
 男は16日午前9時半ごろ、札幌市厚別区にある札幌学院大学の建物に無断で侵入した疑いが持たれています。
 男は建物のエレベーターで26階まで上がり、空き部屋に張り紙を貼っていたのを清掃員が発見。
 清掃員から連絡を受けた警備員が「以前から相談をしていた貼り紙を勝手に貼っている男が、今日も来ている」と警察へ通報しました。
 そして大学の職員が、1階に降りてきた男を確保し、かけつけた警察官に引き渡したということです。
 警察は捜査に支障があるとして、張り紙に書かれた具体的な内容を明らかにしていませんが、意味不明な日本語も書かれていたということです。
 取り調べに対し、44歳の自称契約社員の男は「間違いありません」と話し、容疑を認めているということです。
 大学は、おととし2月からこれまでに3回、男の侵入について警察に相談していて、警察は、男が侵入した目的や張り紙の内容を調べるとともに、余罪の有無を捜査しています。

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