14日に新潟県上越市清里区青柳で、地震により亀裂が入った田んぼの“のり面”に水が入ったことで起きたとみられる「土砂崩れ」が発生しました。
元日に起きた能登半島地震の影響とみられ、地震の被害は5月になってからも時間差で現れています。

上越市によりますと、14日午前8時半ごろに田んぼの所有者から「土砂が崩れている」という連絡が入ったということです。
長さおよそ26m・幅およそ12m・高さおよそ10mに渡って崩れた土砂が流れ込み、市道・青柳岩ノ前線が通行止めとなっていますが、人や建物への被害はありませんでした。

能登半島地震の影響で田んぼの“のり面”に亀裂が入っていて、そこに、田んぼに溜めた水や雨水が入ったことで崩れたとみられています。

【近くの農家】
「今結構忙しい時期に入ってきているので、田んぼ使えないと…というのが困りますけどね」

復旧にあたって国の補助を受けられるかどうかを新潟県と調整していますが、復旧のめどは立っていないということです。

市内では他にも同様の被害が発生していて、上越市では「農地などの崩落やひび割れを見つけたら市に報告してほしい」と呼び掛けています。

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