愛知県犬山市の明治村で、新型コロナ対策の専門家、尾身茂さんらが、感染症をテーマに語り合うトークセッションが5月16日に行われました。

このトークセッションでは、明治村の村長を務める作家・タレントの阿川佐和子さんと、新型コロナ対策の政府分科会会長を務めた結核予防会の尾身茂理事長らが対談。

明治村ではことし7月、新しい1000円札に医学者の北里柴三郎の肖像が採用されることに伴い、敷地内の関連施設「北里研究所本館・医学館」を5月11日にリニューアル。

それを記念して、結核やコロナなど感染症をテーマにした今回のトークセッションが催されました。

北里柴三郎の功績について質問された尾身理事長は…

(結核予防会 尾身茂理事長)
「(当時は)顕微鏡で見るしかない。サイエンスの進歩をつくったのは、北里さんたちのグループがものすごく重要な役割を果たした」

会場を訪れた約130人の来場者たちは、真剣に耳を傾けていました。

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