花を育てることで、命の尊さを感じ、思いやりの心を育んでもらおうと、奄美大島の小学校にヒマワリの種が贈られました。

鹿児島県では1985年から、小学生が花を育てることで相手を思いやる心を育む「人権の花」運動が続けられています。

奄美大島龍郷町の龍瀬小学校では16日、町の人権擁護委員からヒマワリの種300個が贈られました。全校児童86人を代表して6年生の長谷場海音さんが力強く誓いの言葉を述べました。

(6年生 長谷場海音さん)「命を大切にする心と優しい心を育みきれいな花を咲かせることを誓います」

子どもたちは校庭でヒマワリの種を成長を祈りながら1個ずつ植えました。

(生徒)
「大きく元気に育ってほしい」
「大変だと思うけどがんばってみんなで育てたい」

(人権擁護委員 岡山和子さん)「愛情を注いだり、お花に対して気持ちを抱えながら育てていってもらえれば、人権の心も育っていくのではないかと思う」

県内では今年度、62校が「人権の花」運動に参加する予定です。

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