60歳以上のアマチュアの芸術作品を一堂に集めた、豊の国ねんりんピック美術展が大分県立美術館で開かれています。

豊の国ねんりんピック美術展は、創作を通して生きがいを感じてもらおうと、県社会福祉協議会などが毎年この時期に開いています。今年は絵画や書など6部門で去年より20作品多い193点が出品されました。

審査にあたった県美術協会は力強さや細やかな表現から制作の喜びが伝わってくると総評しています。中でも工芸の部では、最優秀賞・内田孝久さん(73)の「学び舎の記憶」が、およそ80年前の坂ノ市東小学校をジオラマで再現するなど、丁寧で手の込んだ作品が多く並びました。

この美術展は5月19日まで開かれていて、最優秀賞12点は10月に鳥取県で開かれる全国健康福祉祭に出品されます。

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