熊本市は、待機児童数が5年連続でゼロだったと発表しました。

今年度(2024年度)、熊本市の保育所などへの入所申し込みは2万1370人で、このうち、2万948人が入所しています。

熊本市は「第一希望の園に入所できなかった児童に対して入所可能な園を紹介するなど調整した結果」とし、待機児童はゼロになったということです。

待機児童ゼロは、2020年度以降5年連続です。

熊本市の待機児童は2015年度には397人いましたが、市は保育所の新設や定員を増加することで、翌年度には待機児童をゼロとしました。

一方、特定の園を希望し、入所できていない「保留児童」は昨年度(2023年度)から37人増えて422人でした。

保留児童の多くは、自宅から園までの距離や教育方針などを理由に特定の園への入所を希望しているということです。

市は、保育の受け皿の確保など、「今後も保育環境の整備に努める」としています。

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