政治資金規正法の改正をめぐり、自民党は公明党との溝が埋まらず、あさってにも法案を単独で国会に提出する見通しとなりました。

政治資金規正法の改正をめぐり、自民・公明両党は15日、実務者協議をおこないました。

パーティー券の購入者の公開基準について、自民党は今の「20万円超」から「10万円超」に引き下げる改正案を提示しましたが、「5万円超」を主張する公明党との溝が埋まらず、法案の共同提出は見送られることになりました。

自民党は16日、法案の国会への提出に向けた党内手続きに入りますが、引き続き公明党との協議を続け、法案への理解を求めるほか、日本維新の会との連携も模索しています。

ただ、調整がつかなければ、自民党はあさってにも単独で国会に法案を提出する見通しです。

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