来年の大阪・関西万博のヘルスケアパビリオンで働く「アテンダント」の募集が始まりました。

 大阪府と大阪市、そして経済界が出展する大阪ヘルスケアパビリオンでは、来場者の受付や案内、来賓の対応などをする「アテンダント」の募集が5月15日に始まりました。時給は2000円で、雇用期間は来年3月から約7か月間。公共交通機関で通勤できることなどが応募資格です。「アテンダント」の採用は約120人を予定しています。人手不足が叫ばれる中、比較的高い時給を設定していることについて、吉村洋文知事は次のように話しています。

 (大阪府 吉村洋文知事)「完全な期間限定の雇用になります。通常の職務とは少し条件も仕事の中身も違っているのかなと思っています」

 一方、大阪・関西万博で自前のパビリオンを建設予定のチェコ共和国は5月15日に初めて会見を開きました。パビリオンは「人生のための才能と創造性」をテーマとしていて、木材とガラスで作られたらせん状の外観が特徴です。チェコは去年10月、大阪市から最も早くパビリオン着工に必要な申請の許可が下りるなど順調なすべり出しでしたが、チェコ産の木材の強度試験を日本の基準でやり直す必要があり、手続きに時間がかかったいうことです。

 (オンドジェイ・ソシュカ政府代表)「この短い時間でチェコ館を建設するのは非常に難しいゴールです。間違いなく確実にチェコ館を完成させ、開催式の時にはたくさんの人の来場を迎える自信がある」

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