SNSを通じて恋愛感情を抱かせ金をだまし取るロマンス詐欺の被害を未然に防いだとして、14日、山口県宇部市の銀行員に感謝状が贈られました。



感謝状が贈られたのは、西京銀行厚南支店の行員、久保祥子さんです。

先月11日、西京銀行厚南支店を訪れた70代の女性からATMの限度額を引き上げたいと申し出がありました。

理由を聞いたところ、「海外からの郵便物を受け取るのに保険料がかかる」「60万円を払わないといけない」と言われたということです。

久保さんは詐欺の可能性が高いことを説明し、警察に通報して被害を未然に防ぎました。

女性はSNSで男性名義を名乗るアカウントとやりとりをしていて、恋愛感情を抱いていたということです。

久保祥子さん
「身近に本当にあるんだなと思いました。テレビとかではよく聞いてたんですけど、自分が受け付けるのはなかなか今までなかったので、これからも気をつけて業務に取り組んでいかないといけないなと思いました」



警察ではSNSで金を要求するのは詐欺を疑い、警察や家族に相談してほしいと呼びかけています。

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