梅雨や台風による大雨の季節を前に、洪水を想定した訓練が15日、長野市で行われました。

「本日9時をもって風水害の注意体制を発令します」

長野市の国土交通省千曲川河川事務所で行われた訓練には、職員およそ90人や流域の自治体の関係者などが参加しました。

訓練では、大雨により千曲川の水位が上昇したとの想定で、情報収集や自治体への連絡、堤防が決壊した際の緊急対応の確認などを行いました。

千曲川河川事務所 山邉満(やまべ・みつる)副所長:
「出水に備えて各機関と連携して訓練していますが、避難指示などが発令された場合は、自分の身を守るのはまさに自分ですので、躊躇なく避難をお願いしたい」

千曲川河川事務所では、大雨の際は河川情報などに注意し、洪水のおそれがある場合は早めの対応をとるよう呼びかけています。

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