金融機関の職員を装って80代の女性からキャッシュカードを受け取り、現金65万3000円をだまし取ったとして、31歳の男が逮捕されました。

山梨県警本部

逮捕されたのは住所不定、無職の深澤雄太容疑者31歳です。

警察によりますと、2023年9月18日に甲府市の80代の女性の家の電話に市役所職員を騙る男から「福祉年金の過払い金がある。入金をするので金融機関の口座を教えてほしい」と電話がありました。

次に、金融機関職員を騙る男から「キャッシュカードが古いようなので交換が必要だ。新しいキャッシュカードは明日の午前9時に届ける。これから職員を向かわせる」と電話がありました。

その後、深澤容疑者が女性の家に金融機関職員を装って訪れ、キャッシュカードを受け取り、市内の2店のコンビニエンスストアのATMから、合わせて現金65万3000円を引き出した疑いがもたれています。

警察では女性の自宅付近の防犯カメラ映像などから深澤容疑者を特定し、すでに兵庫県、広島県で逮捕されていた深澤容疑者の身柄を移し、5月15日に逮捕しました。

警察は深澤容疑者の認否を明らかにしていません。

深澤容疑者は電話詐欺グループの受け子と出し子の役割だったとみられ、警察は県内でも余罪があるとみて調べています。

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