2022年7月ごろ、石川県の条例で定める金沢市内の禁止区域で事務所を開設、運営したとして指定暴力団六代目山口組傘下組織の組長ら8人が14日、逮捕されました。

県暴力団排除条例違反の疑いで逮捕されたのは、金沢市神田2丁目の指定暴力団六代目山口組傘下組織の組長・山口外喜範容疑者(74)と金沢市芳斉2丁目の六代目山口組で別の傘下組織組長・福村哲郎容疑者(67)ら合わせて8人です。

県警によりますと2022年7月頃、山口容疑者は福村容疑者らと共謀して、組の事務所を暴力団排除条例で定める金沢市内の禁止区域に移し開設、運営した疑いがもたれています。

条例では学校や図書館、公園などの施設の周囲200メートル区域内で暴力団の事務所を開設、運営してはならないと定められています。

県が条例を制定した2011年以降、暴力団事務所の開設・運営の禁止を適用した摘発は初めてです。警察は容疑者の認否について、捜査上の理由から明らかにしていません。

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