関東周辺で相次いでいる山あいの一軒家を狙った強盗事件で、群馬県安中市で被害にあった男性が「殺されると思った」と当時の恐怖を語りました。

きのう未明、福島県南会津町の住宅で一人暮らしの女性(60代)が寝ていたところ、2人組の男が押し入り、女性の手首などを縛った上、現金1万円あまりを奪って逃走しました。

山あいの住宅を狙った強盗事件は、ここ2週間で栃木県、長野県、群馬県でも発生しています。

このうち、群馬県安中市では、今月8日に住宅に包丁のようなものを持った男2人が押し入り、70歳の男性の手を縛った上、現金などが入った財布を奪って逃げました。

被害にあった男性
「『騒ぐな、殺すぞ』と言われた。手をこうやられて(縛られて)前で。ナイフ、包丁の長いやつ(を男が持っていた)。『あぁ、殺されるな』って思った。引き出し開けたりしていた、30分くらいいたんじゃないか」

いずれの事件も▼2人組の男、▼被害者の体を縛る、▼未明の犯行で▼周辺に住宅が少ないことが共通していて、各地の警察が情報共有しながら捜査しています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。