プロクレアホールディングスは14日、2023年度通期決算について減収減益となったと発表しました。一方で、業績予想は上回っていて「一定の評価ができる」としています。

プロクレアホールディングスの成田晋代表取締役社長は、14日に開いた会見で、2023年度通期決算を発表しました。

それによりますと、子会社の連結ベースでは、売り上げにあたる経常収益は768億円、最終的な利益にあたる当期純利益は、28億円で有価証券の利息などの減少により「減収減益」となりました。

一方で、業績予想は経費が当初の想定を下回ったことなどで当期純利益が7億円上回りました。

プロクレアホールディングス 成田晋代表取締役社長
「決して高い利益水準とは言えないものの、合併関連の費用が発生している状況を考えますと、一定の評価ができるものと認識しています」

プロクレアホールディングスは、青森銀行・みちのく銀行の統合に関する費用がピークを迎えるため、2024年度の当期純利益は3億円に落ち込むものの、その後は回復し2026年度に52億円を見込んでいます。

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