新潟市 北区で中学生が消防署を訪れ、実際に消防士が行っている訓練を体験しました。

新潟市北消防署で行われたのは、中学生による「消防士体験」。新潟市北区の早通中学校2年生2人が参加しました。北消防署では消防士の仕事について知ってもらおうと、例年、地元中学校の職場体験を受け入れています。

【記者リポート】「生徒たちが行うのは実際に消防士が行っている煙の中から人を救助する訓練です」
これは「煙避難体験」といって通路にスモークを充満させ、暗闇の中15メートル先の逃げ遅れた人を救出する訓練です。

ちなみに救助するのは重さ30キロ以上ある人形。

消防士が実際に使用する防火衣やマスク、ボンベなど重さおよそ20キロを身に着け、いざ救出開始。

待つこと6分。
無事、救出に成功しました。

【体験した生徒は】「真っ暗だったので何も見えなかったけど手の感覚だけで見つけられて助けられたので良かったです」

【体験した生徒は】「大人になってからだけではなく今でも人を助けてみたいなと思いました」

【新潟北消防署 棚橋康郎 消防司令補】「こういう実体験をもとに(消防士が)選択肢の中の一つ、もしくは消防でないとしても、人の役に立つ仕事とかを目指すきっかけになればうれしいなと思って言います」

実際に体験したことで、生徒たちは消防士の仕事に理解を深めたようです。

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